「word vba ファイルを開くダイアログ」
といった検索キーワードでアクセスがありました。
ファイルを開くダイアログボックスを表示するWord VBAのコードを調べていらしたのでしょう。
ファイルを開くダイアログボックスを表示するサンプルマクロ
以下のWordマクロを参考にしてください。
With Application.FileDialog(msoFileDialogFilePicker)
.AllowMultiSelect = False
With .Filters
.Clear
.Add Description:="通常のWordファイル", Extensions:="*.doc; *.docx"
End With
If .Show Then
Documents.Open FileName:=.SelectedItems(1)
End If
End With
実行すると、拡張子が「.doc」と「.docx」のファイルだけが表示されるファイルを開くダイアログボックスが表示されます。
サンプルマクロで行っている処理
Word.ApplicationオブジェクトのFileDialogプロパティの引数に、定数msoFileDialogFilePickerを指定して、
With Application.FileDialog(msoFileDialogFilePicker)
Office.FileDialogオブジェクトへの参照を取得します(この時点ではまだダイアログボックスは表示されません)。
Office.FileDialog.AllowMultiSelectプロパティにFalseを指定することで、複数ファイルを選択できない状態にします。
.AllowMultiSelect = False
Office.FileDialog.Filtersプロパティで、Office.FileDialogFiltersコレクションを取得して、
With .Filters
Office.FileDialogFilters.Clearメソッドで、適用されているフィルターを解除しておいてから、
.Clear
表示されるファイルの種類を限定するフィルターを設定しています。
.Add Description:="通常のWordファイル", Extensions:="*.doc; *.docx"
ここまで設定しておいてから、Office.FileDialog.Showメソッドでダイアログボックスを表示します。
そして[OK]ボタンが押されたら、
If .Show Then
拙著『Excel VBAユーザーのためのWord VBA入門(1): Document・Range・Selectionの基本編』でも解説している、Documents.Openメソッドの引数FileNameにダイアログボックスで指定されたファイルのパスを指定することで、
Documents.Open FileName:=.SelectedItems(1)
Wordファイルを開いています。
- Newer:Filmoraで動画をスローモーションに
- Older:Filmoraのクラシックレイアウトを私は使いやすいと感じます
Home » ワードマクロ・Word VBAの使い方 » Word VBAでファイルを開くダイアログボックスを表示する