インストラクターのネタ帳
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電子書籍(キンドル本)を元にした紙の本が出るということをご案内していた、拙著『Excel VBAユーザーのためのPythonプログラミング入門』が発売になりました。
タイトルどおり、Excel VBAをお使いの方を主な対象とした、プログラミング言語「Python」の入門書です。
用意されている複数のサンプルの中で「ペアプロットを作成する」が、1番「Python in Excel」らしいことを記事にしました。
2023年9月時点でベータ版の「Python in Excel」(パイソン・イン・エクセル)では、下図のような[数式]タブの[Pythonの挿入]ボタン-[Pythonサンプルを試す]コマンドから、5つのサンプルを試すことができます。
『Excel VBAユーザーのためのPythonプログラミング入門』p.220より
来週9月21日に発売される『Excel VBAユーザーのためのPythonプログラミング入門』で紹介している、BooksコレクションとBookオブジェクトが持つプロパティ・メソッドと、SheetsコレクションとSheetオブジェクトが持つプロパティ・メソッドを一覧にしています。
2023年9月時点でベータ版の「Python in Excel」では、[数式]タブの[Pythonの挿入]ボタン-[Pythonサンプルを試す]コマンドを選択すると、
下図のような[Python in Excel(プレビュー)]作業ウィンドウが表示されて、
ここから外部ライブラリを使ったワークシートを試すことができます。
来週9月21日(木)に発売される『Excel VBAユーザーのためのPythonプログラミング入門』の第11章で紹介している、Excel自体を操作するPythonの外部ライブラリ「xlwings」の、BooksコレクションとBookオブジェクトの、プロパティ・メソッドを一覧にして紹介しました。
『Excel VBAユーザーのためのPythonプログラミング入門』p.208より
xlwingsでワークシートを表すSheetsコレクションとSheetオブジェクトについても、プロパティ・メソッドの一覧を作成しておきます。
2023年9月時点でベータ版の「Python in Excel」では、NumPyやpandasなど非常にメジャーな外部ライブラリについてはimport文を書くことなくいきなり使うことが可能です。
そもそも、どのような外部ライブラリがPython in Excelで使えるのか(使える可能性があるのか)が気になります。
9月21日に日経BP社から発売される『Excel VBAユーザーのためのPythonプログラミング入門』の「第11章 PythonでExcelを操作しよう」では、Excel自体を操作するxlwingsの解説に50ページ以上を割いています。
PythonでExcel関連業務を効率化しようといったコンセプトの日本語書籍は随分と出版されていますが、xlwingsについて解説している日本語の商業書籍は、おそらく拙著が最初だと思います。
拙著でxlwingsのどのようなプロパティやメソッドを紹介しているのかを、オブジェクトごとに一覧にしておきます。
『Excel VBAユーザーのためのPythonプログラミング入門』p.198より
まず、xlwingsでブック(ワークブック)を表すBooksコレクション・Bookオブジェクトから。
2023年9月時点でベータ版の「Python in Excel」では、ショートカットキー[Ctrl]+[Shift]+[Alt]+[M]などを使って、出力を「Pythonオブジェクト」と「Excelの値」に変更できます。
最終的に「Excelの値」に変更するとしても、頻繁に「Pythonオブジェクト」と「Excelの値」を切り替えるのは、得策とは思えません。
「Pythonオブジェクト」のままで、実際のデータを簡単に確認する機能も用意されています。
- Movable Type Pro
- vicuna CMS - Movable Type Template