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先頭1文字が指定した文字かを判定する-LEFT関数

動作検証バージョン:64bit Windows 10 Pro + 32bit Excel(バージョン2111 ビルド14702.20262 Microsoft Store)

「Excel 一文字目が指定の文字か判断」
という検索でアクセスがありました。

セルに入力されている文字列の先頭の1文字が、指定した文字かどうかを判定するにはどのような式にすればいいのかを探していらしたのでしょうか。

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左から文字列を取得するLEFT関数を使うと、シンプルな式で判定できます。

1文字目が指定した文字かを判定するサンプル

電話番号を、
  市外局番-市内局番-局番
の形式で入力するルールて運用しているときに、最初の1文字が「0」かどうかを判定する例を考えてみましょう。

▼操作概要:先頭の1文字が「0」かどうかを判定する
※A1セルに入力されている文字列の先頭が「0」かどうか判定結果をB1セルに表示する例
B1セルに
  =LEFT(A1, 1)="0"
と入力する

上記の数式で、A1セルのデータが例えば「03-1234-5678」ならば、B1セルには下図のとおり論理値のTRUEが表示され、

A1セルの1文字目が「0」でなければFALSEが表示されます。

比較演算子「=」を使って、「LEFT(A1, 1)」で取得したA1セルの先頭1文字を、文字列としての「0」と比較しているだけの式です。

1文字目が指定した文字か判定して〇×を表示するサンプル

論理値のTRUE/FALSEを表示するのではなく、例えば「〇」「×」を表示したい場合には、IF関数を組み合わせてください。

▼操作概要:先頭の1文字が「0」かどうかを判定して〇×を表示する
※A1セルに入力されている文字列の先頭が「0」かどうか判定して〇または×をC1セルに表示する例
C1セルに
  =IF(LEFT(A1, 1)="0", "〇", "×")
と入力する

IF関数の第1引数に先ほどの論理式「LEFT(A1, 1)="0"」を、第2引数にはTRUEだったときに表示したい「〇」を第3引数にはFALSEのときに表示したい「×」を、それぞれ「"」(ダブルクォーテーション)で括って指定しています。

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