対象:Excel2000,Excel2002,Excel2003
Excelの講習で、ピボットテーブル・ピボットグラフについてインストラクションする際、ピボットテーブル→ピボットグラフの順番で進みます。
しかし実務で実際に分析をする際は、まずピボットグラフで全体の雰囲気をつかんでおいてから、ピボットテーブルで詳細に分析するという流れになることが少なくありません。
そんなとき、(Excel 2000以降ピボットグラフはグラフシートとして作成されるようになっていますが)ピボットテーブルとピボットグラフを、シートの切り替えをせずに眺められる方が便利なことも少なくありません。
[スポンサードリンク]
ピボットグラフシートとピボットテーブルシートを、頻繁に切り替えて表示しているという方は、ピボットグラフをピボットテーブルと同じワークシートに移動してみてはいかがでしょうか。
▼操作手順:ピボットグラフをピボットテーブルと同じワークシートに移動する
ピボットグラフシートを表示
↓
メニュー[グラフ]−[場所]をクリック
↓
[グラフの場所]ダイアログで、[オブジェクト]オプションをOnにし、
コンボボックスから移動先のピボットテーブルのシートを選択
↓
[グラフの場所]ダイアログ−[OK]ボタンをクリック
ピボットグラフシートを表示
↓
メニュー[グラフ]−[場所]をクリック
↓
[グラフの場所]ダイアログで、[オブジェクト]オプションをOnにし、
コンボボックスから移動先のピボットテーブルのシートを選択
↓
[グラフの場所]ダイアログ−[OK]ボタンをクリック
以前、ピボットグラフではない通常のグラフで作成場所を変更する方法をご紹介しましたが、まったく同じ操作です。ピボットグラフと言えどもグラフの一種なのです。
ピボットテーブル・ピボットグラフが巨大な場合はおすすめできませんが、それほど大きくない場合一度試してみてはいかがでしょう。
[スポンサードリンク]
- Newer:仕事のヒント
- Older:ファイルを開きたいのに名前の変更状態になる
Home » Excel(エクセル)の使い方 » ピボットテーブル・ピボットグラフ » ピボットグラフの作成場所変更