動作検証バージョン:Windows 11 Home + 64bit Excel バージョン 2506(ビルド18925.20158クイック実行)
「excelvba usedrange 戻り値」
といった検索でアクセスがありました。
オブジェクトブラウザーで確認できるとおり、Worksheet.Rangeプロパティの戻り値は、ExcelのRangeオブジェクトです。
どのセル・セル範囲を表すRangeオブジェクトを返すのかについては、「Excel VBAのUsedRangeとは」という記事で解説をしているのですが、新規ワークシートの場合を、あらためて確認しておくほうが良さそうです。
[スポンサードリンク]
UsedRangeの返すRangeを確認する
新規のワークシートがアクティブな状態で、以下のExcelマクロを実行してください。
Sub UsedRangeの返すRangeを確認する()
Dim rng As Range
Set rng = ActiveSheet.UsedRange
rng.Select
MsgBox rng.Address(False, False)
NothingではなくA1セルを表すRange
上記のサンプルマクロを実行した場合、データ入力も書式設定も行われていない新規シートであれば、アクティブセルがどこにあったとしても、A1セルが選択されてメッセージボックスに「A1」と表示されます。
データ入力も書式設定も行われていない新規シートの場合、Worksheet.UsedRangeプロパティはA1セルを返します。
Nothingではありません。
[スポンサードリンク]
- Newer:Word VBAで図形のテキストを取得する基本
- Older:VBAで選択されている図形のフォントサイズを取得する
Home » Excel VBA Rangeオブジェクト » 新規ワークシートのWorksheet.UsedRangeの戻り値