動作検証バージョン:Windows 11 Home + 64bit Excel バージョン 2504(ビルド18730.20142クイック実行)
「excel セル 背景色 階層 rgb」
といった検索キーワードでアクセスがありました。
Excel VBAで、RGB関数を使ってセルの背景色を指定する際の、オブジェクトの階層構造について調べていらしたのでしょうか。
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セルの背景色を設定するサンプルマクロ
最初に、簡単なマクロを実行してください。
Sub RGB関数を使って背景色を設定する()
Range("A1").Interior.Color = RGB(255, 0, 0)
End Sub
Range("A1").Interior.Color = RGB(255, 0, 0)
End Sub
上記のExcelマクロを実行すると、アクティブシートのA1セルの背景色が赤色に設定されます。
背景色を取得/設定する際の階層構造
上記のマクロで使っている「Range("A1").Interior.Color」を精読しましょう。
最初の「Range("A1")」は、
Range("A1").Interior.Color
グローバルメンバーのRangeプロパティの引数に文字列「A1」を指定することで、アクティブシートのA1セルを表すRangeオブジェクトを取得する式です。
つづく「.Interior」は、
Range("A1").Interior.Color
Rangeオブジェクトに用意されているInteriorプロパティで、
セルの背景色を表すInteriorオブジェクトを取得するための式です。
最後の「.Color」は、
Range("A1").Interior.Color
Interiorオブジェクトに用意されているColorプロパティで、
オブジェクトブラウザーで確認すると戻り値はVariantになっていますが、VBAのRGB関数等を使って色を指定できます。
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