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2つ目のスペースまで・2つ目のスペース以降の文字列を取得する

対象:Excel2007, Excel2010, Excel2013, Windows版Excel2016

「2つ目のスペースまでの文字を取り出す 関数」
「エクセル 2つ目のスペース以降の文字を取り出す」
といった検索で、このサイト・インストラクターのネタ帳へのアクセスがあります。

Excelで文字列データの整理を行っている方による検索キーワードです。

文字列に複数のスペースが存在するときに、
  2つ目のスペースまで(スペースより前)の文字列を取得する数式
または、
  2つ目のスペース以降(スペースより後)の文字列を取得する数式
を探していらしたのでしょう。

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考え方を理解しましょう

2つ目のスペースが何文字目なのかを、どこかのセルに一旦求めておいて、そのセルを参照してLEFT関数やRIGHT関数を使った数式を、まずは理解することをおすすめします。

▼操作概要:2つ目のスペースまでの文字列を取得する
※A1セルに複数のスペースを含む元の文字列が入力されているときに、B1セルに2つ目のスペースが何文字目に存在するかを取得し、B1セルの値を使ってA1セルのデータから2つ目のスペースまでの文字列をC1セルに表示する例

B1セルに
  =FIND(" ", A1, FIND(" ", A1)+1)
という数式を入力
 ↓
C1セルに
  =LEFT(A1, B1-1)
という数式を入力

B1セルに入力した数式は、何らかの文字の2つ目が、何文字目にあるのかを調べる、FIND関数を使った数式です。

まずは、このB1セルに入力された数式の意味を理解しましょう。

B1セルの
  =FIND(" ", A1, FIND(" ", A1)+1)
という数式が理解できた方には、C1セルに入力した、
  =LEFT(A1, B1-1)
の意味は説明するまでもないでしょう。

上記の条件のもと、2つ目のスペース以降の文字列を表示させるなら、
  =RIGHT(A1, LEN(A1)-B1)
という数式です。

数式を一つにまとめましょう

上記の数式の考え方を理解できたら、B1セルの
  =FIND(" ", A1, FIND(" ", A1)+1)
という数式と、C1セルの
  =LEFT(A1, B1-1)
という数式を一つにまとめてみましょう。

▼操作概要:2つ目のスペースまでの文字列を取得する
※A1セルに複数のスペースを含む元の文字列が入力されているときに、A1セルのデータから2つ目のスペースまでの文字列をC2セルに表示する例

C2セルに
  =LEFT(A1, FIND(" ", A1, FIND(" ", A1)+1)-1)
という数式を入力する

先の、
  =LEFT(A1, B1-1)
という数式の「B1」の部分に、B1セルに入力されていた
「FIND(" ", A1, FIND(" ", A1)+1)」をそのまま入れたのが、
  =LEFT(A1, FIND(" ", A1, FIND(" ", A1)+1)-1)
です。

2つ目のスペース以降の文字列を表示させるなら、
  =RIGHT(A1, LEN(A1)-FIND(" ", A1, FIND(" ", A1)+1))
という数式です。先の、
  =RIGHT(A1, LEN(A1)-B1)
という数式の「B1」の部分に、B1セルに入力されていた
「FIND(" ", A1, FIND(" ", A1)+1)」をそのまま入れたのが、
  =RIGHT(A1, LEN(A1)-FIND(" ", A1, FIND(" ", A1)+1))
です。

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