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対象:Word97,Word2000,Word2002,Word2003

実務では、文書をまっさらの状態から作成することは少なく、以前誰かが作成した文書を使いまわすということがよく行われます。

そんなときに様々な質問をいただきます。

「文字の上が切れてしまうのですがなぜでしょうか?」
というご質問もそんな質問の一つです。

どんな現象なのかまずはサンプルファイルをご確認いただく方が早いでしょう。

▼サンプルファイル(002446.doc 20KByte)ダウンロード

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サンプルファイルの上の方にある文字列は、文字の上部が切れてしまっています。

なぜこんなことが起きるのか、どうすれば修正できるのかというのが、ご質問の趣旨です。

これは、行間の設定がフォントサイズよりも小さな値になっているためにおきる現象です。
▼操作手順:文字が切れてしまわないような行間設定を行う
行間を設定したい段落内にカーソルを移動
 ↓
メニュー[書式]−[段落]をクリック
 ↓
[段落]ダイアログ−[インデントと行間隔]タブをクリック
 ↓
[行間]コンボボックスで「固定値」以外の値を指定
 または
[間隔]欄でフォントサイズより大きな数値を指定
 ↓
[段落]ダイアログ−[OK]ボタンをクリック

[段落]ダイアログ−[インデントと行間隔]タブ−[行間]コンボボックスが「固定値」になっていると、その右隣にある[間隔]欄で指定された数値に強制的に行間してくれます。

ですから、フォントサイズより[間隔]欄で指定された数値が小さければ、ご質問にあったように文字が切れてしまうわけです。(サンプルファイルではフォントサイズ24ptに対して行間が20ptになっています。)

文字の上部が行間の設定によって切れてしまう場合、上記のように「固定値」以外の設定にするか、「固定値」であってもフォントサイズより行間を広くすることで改善するわけです。

このサイトでは、行間について以下のようなネタをご紹介していますので、合わせてご参照ください。
関連語句
段落幅,改行幅

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