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スタイルボックスに書式が勝手に追加される−Word2003・2002

対象:Word2002,Word2003

Word 2002で、スタイルや書式に関連した機能が変更されています。

設定した書式の組み合わせが、[スタイル]ボックスへ自動的に追加表示されるようになっているのです。

例えば文字を選択しておいて、太字・斜体・下線・フォントサイズ=12pt・フォントの色=赤といった書式を設定すると、[書式設定]ツールバーの[スタイル]ボックスに「標準+12pt,太字,斜体,赤,下線」といった表示が増えます。

Word 2000まではこんなことはありませんでした。

一度設定した書式の組み合わせを、簡単に他の箇所で利用しやすいように行われている動作ですが、バージョン2000以前からしっかりスタイルを利用してきたWordユーザーにとっては、自分の設定していないスタイル以外のものが勝手に[スタイル]ボックスに表示されるのを、鬱陶しいと感じる方もいらっしゃるようです。

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設定を変更することで、勝手に書式の組み合わせが[スタイル]ボックスに追加されるのを停止できます。
▼操作手順:スタイルボックスに設定した書式が追加されないようにする
メニュー[ツール]−[オプション]をクリック
 ↓
[オプション]ダイアログ−[編集と日本語入力]タブをクリック
 ↓
[書式の履歴を維持する]チェックをOffに
 ↓
[オプション]ダイアログ−[OK]ボタンをクリック

↑の設定をすると、Word 2000までと同じ状態になります。

書式の組み合わせが自動的に[スタイル]ボックスに追加される機能は、スタイルの登録をしなくても書式の使いまわしが簡単にできるという点で、それなりに便利だとは思うのですが、初心者の方に理解しづらいスタイル機能を、より難しくしているようにも感じています。

(ちなみに私個人は、[書式設定]ツールバー−[スタイル]ボックスに、設定した書式の履歴が追加されるのが鬱陶しいので、[書式の履歴を維持する]チェックはOffにしています。)

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