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Informaitonプロパティに指定できる定数一覧

対象:Word2003, Word2007, Word2010
Word VBAでは、SelectionオブジェクトやRangeオブジェクトに用意されている、Informaitonプロパティを使って、


さまざまな情報を取得できます。
例えば、
  Selection.Information(wdFirstCharacterLineNumber)
というコードでカーソルのあるのが何行目か
  Selection.Information(wdActiveEndAdjustedPageNumber)
というコードでカーソルのあるのが何ページ目か
といった情報を得られます。
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Informationプロパティは引数に指定された定数に応じて、さまざまな情報を返してきます。 そのInformationプロパティに指定できるWdInformation列挙型に定義されている定数を、ヘルプなどを参考に一覧にまとめておきます。
定数意味
1 wdActiveEndAdjusted
PageNumber
指定範囲の、終了位置のページ番号を取得します。 開始ページ番号を設定したり、手動で調整したりした場合、変更後のページ番号を取得します。
2 wdActiveEnd
SectionNumber
指定範囲の、終了位置を含むセクション番号を取得します。
3 wdActiveEnd
PageNumber
指定範囲の、終了位置のページ番号を文書の先頭から数えて取得します。 ページ番号を手動で調整した結果は廃棄されます。
4 wdNumberOfPages
InDocument
指定範囲と関連する文書のページ数を取得します。
5 wdHorizontalPosition
RelativeToPage
指定範囲の、水平方向の位置 (範囲の左端からページの左端までの間隔) を取得します。単位はポイントです。選択範囲が画面に表示されていない場合、- 1を返します。
6 wdVerticalPosition
RelativeToPage
指定範囲の、垂直方向の位置 (選択範囲の左端からページの左端までの間隔) を取得します。単位はポイントです。選択範囲が文書ウィンドウに表示されていない場合、-1を返します。
7 wdHorizontalPosition
RelativeToTextBoundary
指定範囲を囲む隣接した境界線を基準にして、この範囲の水平方向の位置を取得します。単位はポイントです。選択範囲が画面に表示されていない場合、-1を返します。
8 wdVerticalPosition
RelativeToTextBoundary
指定範囲を囲む隣接する境界線の上端を基準にして、この範囲の垂直方向の位置を取得します。単位はポイントです。レイアウト枠または表のセル内でカーソル位置を確認する場合に便利です。選択範囲が文書ウィンドウに表示されていない場合、-1を返します。
9 wdFirstCharacter
ColumnNumber
指定範囲の、開始位置を取得します。指定範囲が解除されている場合、範囲の右側の文字番号 (ステータス バーで「桁」の後に表示される文字の列番号と同じ) を取得します。
10 wdFirstCharacter
LineNumber
指定範囲の、開始位置を取得します。指定範囲が解除されている場合は、範囲の右側の文字番号 (ステータス バーで「行」の後に表示される文字の行番号と同じ) を取得します。
11 wdFrameIsSelected 指定範囲がレイアウト枠またはテキスト ボックス全体である場合、Trueを返します。
12 wdWithInTable 指定範囲が表の中にある場合、Trueを返します。
13 wdStartOfRange
RowNumber
指定範囲の、先頭を含む表の行番号を取得します。
14 wdEndOfRange
RowNumber
指定範囲の、終了位置の行番号を取得します。
15 wdMaximumNumber
OfRows
指定範囲の、表の最大の行数を取得します。
16 wdStartOfRange
ColumnNumber
指定範囲の、先頭を含む表の列番号を取得します。
17 wdEndOfRange
ColumnNumber
指定範囲の、終了位置の列番号を取得します。
18 wdMaximumNumber
OfColumns
指定範囲に含まれる表の列の最大の列数を取得します。
19 wdZoomPercentage Percentage プロパティに設定されている現在の倍率を取得します。
20 wdSelectionMode 現在の選択モードを示す値を取得します。
0:標準の選択モード
1:拡張選択モード(「拡張」がステータス バーに表示されます)
2:ブロック選択モード(「ブロック」がステータス バーに表示されます)
21 wdCapsLock CapsLock キーがオンの場合、Trueを返します。
22 wdNumLock NumLock キーがオンの場合、Trueを返します。
23 wdOverType 上書きモードの場合、Trueを返します。
24 wdRevisionMarking 変更履歴の記録がオンの場合、Trueを返します。
25 wdIn
FootnoteEndnotePane
指定範囲が標準モードの脚注または文末脚注のウィンドウ枠、または印刷レイアウト表示の脚注または文末脚注領域にある場合、Trueを返します。
26 wdInCommentPane 指定範囲がコメント ウィンドウ枠にある場合、Trueを返します。
28 wdInHeaderFooter 指定範囲がヘッダーまたはフッターのウィンドウ枠、または印刷レイアウト表示のヘッダーまたはフッターの領域にある場合、Trueを返します。
31 wdAtEndOfRowMarker 指定範囲が表の中の行区切り記号である場合、Trueを返します。
32 wdReferenceOfType 選択範囲が脚注、文末脚注、またはコメントの参照範囲の中にあるかどうかを示す値を取得します。
- 1:選択範囲または指定範囲に脚注、文末脚注、またはコメントの参照範囲が含まれています。ただし、その他の参照も含まれている場合もあります。
0:選択範囲または指定範囲が脚注、文末脚注、またはコメントの参照範囲に含まれていません。
1:選択範囲または指定範囲が脚注の参照範囲に含まれています。
2:選択範囲または指定範囲が文末脚注の参照範囲に含まれています。
3:選択範囲または指定範囲がコメントの参照範囲に含まれています。
33 wdHeaderFooterType 指定された選択範囲または指定範囲を含むヘッダーまたはフッターの種類を示す値を取得します。
- 1:指定された選択範囲または指定範囲がヘッダーまたはフッター内にない場合)
0:偶数ページのヘッダー
1:奇数ページのヘッダー、または奇数ページと偶数ページで共通のヘッダー
2:偶数ページのフッター
3:奇数ページのフッター、または奇数ページと偶数ページで共通のフッター
4:先頭ページのヘッダー
5:先頭ページのフッター
34 wdInMasterDocument 指定範囲がグループ文書 (少なくとも 1 つのサブ文書を含む文書) 内にある場合、Trueを返します。
35 wdInFootnote 指定範囲が印刷レイアウト表示の脚注領域または標準モードの脚注ウィンドウ枠にある場合、Trueを返します。
36 wdInEndnote 指定範囲が印刷レイアウト表示の文末脚注領域または標準モードの文末脚注ウィンドウ枠にある場合、Trueを返します。
37 wdInWordMail 指定範囲がヘッダーまたはフッターのウィンドウ枠、または印刷レイアウト表示のヘッダーまたはフッターの領域にある場合、Trueを返します。
38 wdInClipboard この定数の詳細については、Microsoft Office Macintosh Edition に含まれているランゲージ リファレンスのヘルプを参照してください。
最終更新日時:2021-02-26 06:13

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