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対象:Excel97,Excel2000,Excel2002,Excel2003

条件に一致するセルの個数をカウントする、COUNTIFという関数があります。

第1引数でセル範囲を指定し、
第2引数で条件を指定すると、
第1引数で指定されたセルのうち、第2引数で指定された条件に合致するセルの個数を返してくれる関数です。

このCOUNTIF関数についてご存知の方からよくいただく質問と言えば、
「COUNTIF関数で複数の条件を指定するにはどうすればいいのでしょうか?」
「COUNTIF関数では条件を複数指定できないのですか?」
といったご質問です。

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この解決方法はいろいろあるわけですが、完全一致条件が複数ならば、テンポラリな作業列を作成して、その作業列を利用してCOUNTIFするのが簡単です。

▼操作手順:条件が複数ある場合にCOUNTIF関数を利用する
(B2:B11に性別、C2:C11にアンケート回答が入力されているときに、D列を作業列として、「男」で「a」と回答した人の数をカウントする例)

D2セルに「=B2&C2」と入力
 ↓
D2セルをD11セルまでオートフィル
 ↓
集計値を表示したいセルに
「=COUNTIF(D2:D11,"男a")」
という計算式を入力

関数に慣れていない方は、元々存在するデータだけでなんとか答が得られないか頑張ってしまう傾向があるように感じますが、今回の例のように一つ作業用の列を作成するだけで簡単に答が出てしまうケースというのは少なくありません。

絶対参照・複合参照が理解できている方ならば、クロス集計表を簡単に作成することも可能です。

▼サンプルファイル(001400.xls 21KByte)ダウンロード

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