右側に行方向の合計、下側に列方向の合計が表示されている表は、実務でよく見かけます。
そんな表を作成する場合どんな操作をしてらっしゃるでしょうか?
右側の一番上のセルで行方向の合計を計算しておいて、そのセルを下に向かってオートフィル。次に下側の一番左のセルで列方向の合計を計算してから、そのセルを右方向にオートフィル。
こんな手順で完成するという方が、自己流でExcelを覚えた方には多いように感じます。
右側に行方向の合計、下側に列方向の合計を計算するような表の場合、[オートSUM]ボタンを一回クリックするだけで、完成してしまいます。
※C3:H9セルに数値が入力されているときに、I3:I10セルに行方向の合計、C10:H10セルに列方向の合計を計算する例 C3:I10セルを選択
↓
[オートSUM]ボタンをクリック
オートフィルなんかしなくても、たったこれだけの操作で合計がすべて計算されてしまいます。
上記の操作をご存じない方の場合、I3セルで「=SUM(C3:H3)」という数式を入力してI10セルまでオートフィル、C10セルで「=SUM(C3:C9)」という数式を入力してH10セルまでオートフィルするはずですが、そんな操作をする必要がまったくないということです。
▼サンプルファイル(001296.xls 17KByte)ダウンロード
サンプルファイルには、「完成例」シートと「練習用」シートが作成してあります。
「完成例」シートが上記の操作手順で完成させたもので、「練習用」シートが合計を計算する前の状態です。
「練習用」シートでC3:I10セルを選択しておいて[オートSUM]ボタンをクリックするだけで、行・列の合計を計算する数式が一発で入力されてしまうことをご確認ください。
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