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Pythonで奇数・偶数を判定する

動作検証バージョン:Windows 10 + Python 3.7.3

「ipython 数学関数 奇数判別」
という検索キーワードで、このサイト『インストラクターのネタ帳』へアクセスがありました。

Pythonで奇数判定を行う方法を探していた方による検索でしょう。

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if文で奇数・偶数を判定する

奇数・偶数は、2で割った余りで判定するのが、Pythonに限らずプログラミングの基本です。

num = int(input('整数を入力してね>'))
if num % 2 == 0:
     print('偶数')
else:
     print('奇数')

上記のコードをインタラクティブシェルで実行すると

整数を入力してね>

と表示されるので、整数を入力すると、判定結果が「奇数」「偶数」と表示されます。

Pythonの組み込み関数inputの戻り値は文字列なので、int関数int型に型変換してから、

num = int(input('整数を入力してね>'))

%演算子を使って取得した2で割った余りが0だったときに偶数と判定しています。

if num % 2 == 0:

0と等しいかを判定しなくてもOK

奇数・偶数の判定に慣れないうちは上記のとおり

if num % 2 == 0:
     print('偶数')

%演算子で割り算した余りと「0」が等しいかどうかを比較するほうが理解しやすいはずですが、実は比較演算を行わなくてもOKです。

Pythonでは、
  Trueは「1」
  Falseは「0」
とそれぞれ等価ですから、以下のようなコードでも奇数・偶数の判定ができます。

num = int(input('整数を入力してね>'))
if num % 2:
     print('奇数')
else:
     print('偶数')

三項演算子で奇数・偶数を判定する

三項演算子を使って以下のように書くこともできます。

num = int(input('整数を入力してね>'))
print('偶数' if num % 2 == 0 else '奇数')

こちらも「num % 2 == 0」の比較演算を行わなくてもOKです。
その場合、以下のとおりです。

num = int(input('整数を入力してね>'))
print('奇数' if num % 2 else '偶数')

最終更新日時:2023-12-29 11:48

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