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xlwingsでセル内改行までの文字列を取得する-str.split()メソッド 

動作検証バージョン:Windows 11 Home + Python 3.10.6(64-bit) + xlwings 0.29.1 + 64bit Excel(バージョン2304 ビルド16327.20248)

「python エクセル セルの値 改行まで取得」
という検索でアクセスがありました。

Excelのワークシート上に、セル内改行されたデータがあるとき、Pythonを使って改行の前までを取得するには、どのようなコードを書けばいいのかを調べていらしたのでしょう。

この記事では、Excelを操作するPythonの外部パッケージ「xlwings」を使ったサンプルをご紹介します。

セル内改行までの文字列を取得するサンプル

A1セルに、セル内改行された文字列が存在するブックがアクティブな状態で、拙著『VBAユーザーのためのPython超入門』でも多用しているIDLEのShellウィンドウ等で、以下のコードを実行してみてください。

>>> import xlwings as xw
>>> val = xw.Range('A1').value
>>> val.split('\n')[0]

たとえば、文字列「ABC」「DEF」が、セル内改行を間に含んでA1セルに入力されているときに

上記のコードを実行すると、下図のように「'ABC'」が出力されます。

つづけて、

>>> val.split('\n')[1]

を実行すると、セル内改行の後ろの文字列が下図のように「'DEF'」と出力されます。

str.split()メソッドでセル内改行までの文字列も取得可能

Pythonのstr.split()メソッドを使うと、元の文字列が、引数sepに指定された文字列で区切られ、リストとして取得できます。

このサイト『インストラクターのネタ帳』では、特定の文字以降を削除するコードをご紹介しています。

セル内改行までの文字列を取得する上記のサンプルは、特定の文字以降を削除するコード「str.split()[0]」の、str.split()メソッドの引数に、セル改行のエスケープシーケンス「\n」を指定したものです。

最終更新日時:2023-05-30 16:37

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