Home » ワードマクロ・Word VBAの使い方 » Documentオブジェクト » VBAでアクティブなWordファイルのパスを取得する

VBAでアクティブなWordファイルのパスを取得する

対象：Word2002, Word2003, Word2007

［ドキュメントの場所］ボタンをクイックアクセスツールバーに作成しておいて、開いているファイルのパスを調べる方法をご紹介しました。

VBA（Visual Basic for Applications）を使えるレベルの方なら、VBE（Visual Basic Editor）のイミディエイトウィンドウで、簡単なコードを実行する方法でも、アクティブなワードファイル・DOCファイルのパスを調べられます。

これまでExcelや、PowerPointでご紹介してきた方法の、Word版です。

ExcelやPowerPointでご紹介した方法と非常によく似ていますが、少しだけ違っています。

▼操作手順：アクティブなワードファイルのパスを調べる
［Alt］キー＋［F11］キーを押してVBEを起動
　↓
［Ctrl］キー＋［G］キーを押して［イミディエイト］ウィンドウを表示
　↓
［イミディエイト］ウィンドウに
　　　? ActiveDocument.Path
と入力して［Enter］キーを押す

VBAは大文字・小文字を区別しないプログラミング言語ですから、

? activedocument.path

のように、全部小文字で入力してもOKです。

同じOffice製品でも、Word・Excel・PowerPointは別のアプリケーションですから、コードが少しだけ違うわけです。

Excelは

ActiveWorkbook.Path

PowerPointは

ActivePresentation.Path

Wordは

ActiveDocument.Path

です。

Excel VBAユーザーのためのWord VBA入門（1）: Document・Range・Selectionの基本編
伊藤潔人 2021-02-17
Amazon


最終更新日時：2022-01-08 05:09

［スポンサードリンク］

Home » ワードマクロ・Word VBAの使い方 » Documentオブジェクト » VBAでアクティブなWordファイルのパスを取得する

『インストラクターのネタ帳』では、2003年10月から平日のほぼ毎日、Microsoft Officeの使い方などを紹介し続けています。
Pythonの外部ライブラリOpenPyXL（オープンパイエクセル）の入門書を、Excel VBAユーザーに向けに書きました↓↓ Pythonの文字列フォーマットの基本をキンドル本としてまとめました↓↓ 小数とPythonのdecimalモジュールの基本をキンドル本としてまとめました↓↓ 図形を操作するExcel VBAの基本を解説したキンドル本を出しました↓↓ グラフを操作するExcel VBAの基本を解説したキンドル本です↓↓ 『インストラクターのネタ帳』を運営する伊藤潔人が、初めて書かせていただいた書籍です↓↓ PowerPoint VBA本は、実はオブジェクトブラウザーの使い方を徹底的に解説した本です↓↓ Excel VBAユーザーを対象とした、Word VBAの入門書をキンドル本として出しました↓↓ 日経BP社から出版された、Excel VBAユーザー向けのPython超入門書です↓↓ 上記の『Excel VBAユーザーのためのPythonプログラミング』の元になったキンドル本です↓↓ 数式を使った条件付き書式設定が苦手な方に向けたKindle本を書きました↓↓
3年前(2021年4月)の
人気記事
1位:Windows 10で手書き入力するIMEパッドを表示するには
2位:IF関数で○○以上××以下という条件を指定する
3位:右から（後から・末尾から）n文字を削除したい
4位:IF関数で空白なら空白にする
5位:COUNTIF関数で「○○以上」「○○以下」の指定
6位:IF関数で空白でない場合・空白でなければの書き方
7位:左から（前から・先頭から）n文字削除する方法



「Documentオブジェクト」の記事一覧

検索


Copyright © インストラクターのネタ帳 All Rights Reserved.

.