「ActiveCell.Columns("A:A").EntireColumn.Select」
という検索キーワードでアクセスがありました。
Excelのマクロ記録機能で自動的に作られるコードを調べていた方による検索でしょう。
ActiveCell.Columns("A:A").EntireColumn.Selectが作られる条件
「ActiveCell.Columns("A:A").EntireColumn.Select」
というコードは、以下のような操作で作られます。
[開発]タブ-[コード]グループ-[相対参照で記録]がOnの状態で、A列のいずれかのセルがアクティブなときに、A列全体を選択する操作を行う。
必要だったはずのコード
上記の操作を行ったということは、以下のいずれかの操作を行うコードが必要だったはずです。
- A列全体を選択するコード
- アクティブセルを含む列全体を選択するコード
A列全体を選択するコード
A列全体を選択するコードが欲しかったのであれば、
ActiveCell.Columns("A:A").EntireColumn.Select
の、
Columns("A:A").Select
だけでOKです。
このコードは、拙著『いちばんやさしいExcel VBAの教本』のLesson 63「行全体・列全体を表すRangeオブジェクトについて学習しましょう」でも解説しています。
[相対参照で記録]がOffの状態でA列全体を選択する操作をマクロ記録すれば、コード「Columns("A:A").Select」は自動的に作られます。
アクティブセルを含む列全体を選択するコード
アクティブセルを含む列全体を選択するコードが欲しかったのであれば、
ActiveCell.Columns("A:A").EntireColumn.Select
の、
ActiveCell.EntireColumn.Select
だけでOKです。
最終更新日時:2020-01-16 11:28
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