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SlideShowTransition.Hiddenプロパティを取得する

対象:PowerPoint2010, PowerPoint2013, Windows版PowerPoint2016

「slideshowtransition.hidden 取得」
といった検索キーワードでのアクセスに気付きました。

非表示スライドかどうかを取得・設定する、SlideShowTransitionオブジェクトのHiddenプロパティを取得するには、

SlideShowTransition.Hidden

どのようなコードを書けばいいのかを探していらしたのでしょう。

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SlideShowTransitionプロパティの用意されているオブジェクト

SlideShowTransitionオブジェクトを取得するSlideShowTransitionプロパティの用意されているオブジェクトは、オブジェクトブラウザーで検索するとわかるとおりCustomLayout・Master・Slide・SlideRangeの4つです。

オブジェクトブラウザー:SlideShowTransitionの検索結果

この4つのうちでまず理解すべきは、SlideオブジェクトとSlideRangeオブジェクトのSlideShowTransitionプロパティ経由で、SlideShowTransitionオブジェクトを取得するオブジェクト式です。

1枚目のスライドのSlideShowTransition.Hiddenプロパティを取得するサンプル

まずはSlideオブジェクトのSlideShowTransitionプロパティを使うサンプルです。

以下のSubプロシージャを実行すると、アクティブなプレゼンテーションの1枚目のスライドのSlideShowTransition.Hiddenプロパティを取得できます。
Sub 非表示スライドか_1枚目のスライド()
 MsgBox _
   ActivePresentation.Slides(1).SlideShowTransition.Hidden
End Sub

「ActivePresentation.Slides」は、Indexを使ってスライドを表すSlideオブジェクトを取得する場合や、全スライドを表すSlidesコレクションオブジェクトを取得する場合に、PowerPoint VBAでよく使われるオブジェクト式です。

アクティブスライドのSlideShowTransition.Hiddenプロパティを取得するサンプル

つづいてSlideRangeオブジェクトのSlideShowTransitionプロパティを使うサンプルです。

以下のSubプロシージャを実行すると、アクティブなスライドのSlideShowTransition.Hiddenプロパティを取得できます。
Sub 非表示スライドか_アクティブスライド()
 MsgBox _
   ActiveWindow.Selection.SlideRange.SlideShowTransition.Hidden
End Sub

「ActiveWindow.Selection.SlideRange」は、アクティブなスライドを表すSlideRangeオブジェクトを取得する場合に、よく使われるオブジェクト式です。

PowerPointの階層構造について

PowerPointのオブジェクトは階層が深いため、ExcelのWorkbook-Worksheet-Rangeように、コードを何度も書いているうちに、階層構造が勝手に頭に入っていたということは、なかなか起きないはずです。

PowerPointのマクロを自力で作りたいのなら、覚悟を決めてオブジェクトの階層構造を頭に叩き込みましょう。

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