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Word VBAで表のフォントを変更する

動作検証バージョン:64bit Windows 10 Pro + 32bit Wordバージョン2104 ビルド13929.20296 Microsoft Store)

「word vba 表 フォント」
といった検索で、このサイト『インストラクターのネタ帳』へのアクセスがありました。

このキーワードだけでは、具体的に何を調べていらしたのかがわかりませんが、参考になりそうなコードをご紹介しておきます。

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表全体のフォントを変更するサンプルマクロ

表の存在するWord文書がアクティブな状態で、以下のSubプロシージャを実行してみてください。

Sub 表全体のフォントを変更する()
 ActiveDocument.Tables(1).Range.Font.Name = "BIZ UDP明朝 Medium"
End Sub

アクティブ文書に存在する1番目の表の、
  ActiveDocument.Tables(1).Range.Font.Name =
表全体のフォントが「BIZ UDP明朝 Medium」に設定されます。

拙著『Excel VBAユーザーのためのWord VBA入門(1)』で、文字列範囲を表すRangeオブジェクトに用意されているFontプロパティで、フォントを表すFontオブジェクトを取得できること等を解説しています。

表のフォントを取得・設定する場合も、この考え方は同じです。

表を表すTableオブジェクトに用意されているRangeプロパティで、表全体の文字列範囲を表すRangeオブジェクトを取得して、
  ActiveDocument.Tables(1).Range.Font.Name =

RangeオブジェクトのFontプロパティでFontオブジェクトを取得して、
  ActiveDocument.Tables(1).Range.Font.Name =

Font.Nameプロパティを使ってフォントを変更しています。
  ActiveDocument.Tables(1).Range.Font.Name =

セルのフォントを変更するサンプルマクロ

表内の一部のセルについてフォントを変更したい場合、以下のSubプロシージャが参考になるでしょう。

Sub 表の先頭セルのフォントを変更する()
 ActiveDocument.Tables(1).Cell(1, 1).Range.Font.Name = "UD デジタル 教科書体 NP-B"
End Sub

アクティブなWord文書内の1番目の表の、先頭セル(一番左上のセル)のフォントが
  ActiveDocument.Tables(1).Cell(1, 1).Range.Font.Name =
「UD デジタル 教科書体 NP-B」に設定されます。

RangeオブジェクトのFontプロパティを使ってFontオブジェクトを取得する考え方は、表全体のフォントを変更する場合と同じです。

一部のセルのフォントを変更するために、Cellオブジェクトに用意されているRangeプロパティでセル内の文字列範囲を表すRangeオブジェクトを取得しています。
  ActiveDocument.Tables(1).Cell(1, 1).Range.Font.Name =

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