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PowerPoint VBAで画像をトリミングする

動作検証バージョン:Windows版PowerPoint(バージョン1902 ビルド11328.20222)

「パワーポイント2010 トリミング上下左右 マクロ VBA」
という検索キーワードでのアクセスに気が付きました。

PowerPoint VBAで画像をトリミングするには、どのようなコードを書けばいいのかを探していた方による検索です。

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画像のトリミングを行うサンプルマクロ

アクティブなプレゼンテーションの先頭に白紙スライドを新規に作成して、画像を挿入後に以下のSubプロシージャをステップ実行してみてください。

Sub 画像をトリミングする()
 Dim pfmt As PictureFormat
 Set pfmt = ActivePresentation.Slides(1).Shapes(1).PictureFormat

 With pfmt
  .CropTop = 50
  .CropLeft = 50
  .CropBottom = 50
  .CropRight = 50
 End With
End Sub

ステップ実行を進めると、
  .CropTop = 50
  .CropLeft = 50
  .CropBottom = 50
  .CropRight = 50
の各行で、上・左・下・右が順番にトリミングされる様子を確認できます。

この4行の右辺を「0」にして再度実行すれば、トリミングがリセットされます。

ローカルウィンドウでオブジェクト変数を確認しましょう

トリミングを行うだけなら、上記のSubプロシージャでオブジェクト変数を使う必要はありません。
  With ActivePresentation.Slides(1).Shapes(1).PictureFormat
   .CropTop = 50
   .CropLeft = 50
   .CropBottom = 50
   .CropRight = 50
  End With
で十分です。

オブジェクト変数を使ったサンプルにしているのは、ローカルウィンドウで確認するためです。

拙著『いちばんやさしいExcel VBAの教本』でも多用しているローカルウィンドウで、オブジェクト変数pfmtがどのようなデータを持っているか確認しましょう。

最終更新日時:2019-04-05 11:59

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