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「vba mergearea count」
「エクセル mergearea count」
といった検索で、このサイト・インストラクターのネタ帳へのアクセスがあることに気づきました。

どこかでExcel VBA(Visual Basic for Applications)の、「MergeArea.Count」というオブジェクト式をご覧になった、その意味を調べていた方による検索でしょうか。

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Range.Countはコレクションに含まれる単一オブジェクトのRangeの数を返すプロパティ

VBAの世界でCountは、コレクションに含まれる単一オブジェクトの数を返すプロパティです。

例えば、以下のマクロを実行するとメッセージボックスに「3」が表示されます。
Sub セルの数を取得する()
 MsgBox Range("A1:A3").Count
End Sub

上記のマクロで利用している「Range("A1:A3")」というオブジェクト式は、A1:A3セルを表すコレクションとしてのRangeオブジェクトを返します。

A1:A3セルを表すコレクションとしてのRangeオブジェクトには、A1・A2・A3セルをそれぞれ表す3つの、単一のオブジェクトとしてのRangeオブジェクトが含まれています。

この「3」を返すのが、RangeオブジェクトのCountプロパティです。

結合されているセルの数を取得するサンプルマクロ

つづいて、
「vba mergearea count」
「エクセル mergearea count」
という検索をなさった方の本題である「MeregeArea.Count」です。

結合セルをアクティブにした状態で、以下のマクロを実行してみてください。
Sub 結合されているセルの数を取得する()
 MsgBox ActiveCell.MergeArea.Count
End Sub

例えば、A1:B1セルを結合しておいて、A1セルがアクティブな状態で上記マクロを実行すると、A1セルとB1セルと2つのセルが結合されているので「2」、A1:B2セルを結合していた場合は「4」が表示されます。

結合されているセル範囲・コレクションとしてのRangeオブジェクトを取得するのが、RangeオブジェクトのMergeAreaプロパティです。

「MergeArea.Count」は、結合されているセルの数を取得するオブジェクト式です。

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