使用中のパソコンのExcelで使えるフォントの一覧が見たかったのでExcel VBAでマクロを作ってみました。
フォント名一覧を作成するサンプルマクロ
以下のマクロを実行すると、アクティブブックの先頭にワークシートが挿入されて、フォントの名前とサンプル文字列を一覧として見られます。
Const TXT = "あいうえおわをん～永〇◎●◆★ 12345 #$%&@^-=_ abcdefg ABCDEFG"
Sheets.Add Before:=Sheets(1)
Columns("B").Font.Size = 20
Dim i As Long
With Application.CommandBars("Formatting").Controls(1).Control
For i = 1 To .ListCount
Cells(i, "A").Value = .List(i)
Cells(i, "B").Value = TXT
Cells(i, "B").Font.Name = .List(i)
Next
End With
Columns("A:B").AutoFit
サンプルマクロで行っている処理
主たる処理は以下の部分です。
Dim i As Long
With Application.CommandBars("Formatting").Controls(1).Control
For i = 1 To .ListCount
Cells(i, "A").Value = .List(i)
Cells(i, "B").Value = TXT
Cells(i, "B").Font.Name = .List(i)
Next
End With
Office.CommandBarControlオブジェクトの（非表示メンバーである）Controlプロパティを使うと、
コンボボックスの場合にはCommandBarComboBoxオブジェクトが取得できます。
With Application.CommandBars("Formatting").Controls(1).Control
取得したCommandBarComboBoxオブジェクトに用意されているListCountプロパティを使って取得できる、
フォントコンボボックスに表示されている項目数だけFor～Nextループを回して、
For i = 1 To .ListCount
A列にCommandBarComboBox.Listプロパティで取得できるフォント名を、
B列には定数TXTに格納しておいたサンプル文字列をそれぞれ出力し、B列にはフォントの設定を行っています。
Cells(i, "A").Value = .List(i) Cells(i, "B").Value = TXT Cells(i, "B").Font.Name = .List(i) Next
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『インストラクターのネタ帳』では、2003年10月からMicrosoft Officeの使い方などを紹介し続けています。
