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Python in Excelの「線形回帰を生成する」サンプルをアヤメの種類ごとに色分けする

動作検証バージョン:Windows 11 Home + 64bit Excel バージョン 2311(ビルド16926.20000クイック実行)ベータチャネル

1番「Python in Excel」らしいサンプルが、ペアプロットであることに関連した記事を書いてきました。

これらをご覧いただくと、他のサンプルでも色分けをしたくなるのではないでしょうか。

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Python in Excelの「線形回帰を生成する」サンプル

この記事では、「線形回帰を生成する」サンプルを、アヤメの種類(species)ごとに色分けするコードをご紹介します。

「線形回帰を生成する」の「サンプルの挿入」ボタンをクリックすると、下図のようなsepal_length(がくの長さ)とpetal_length(花びらの長さ)の散布図と回帰モデル(回帰直線)がプロットされます。

このとき、以下のようなPythonのコードが生成されます。

import seaborn as sns
sample_df = xl("IrisDataSet2[#すべて]", headers=True)
sns.regplot(data = sample_df[["sepal_length","petal_length"]], x = "sepal_length", y = "petal_length")

「線形回帰を生成する」サンプルをアヤメの種類ごとに色分けする

サンプルとして作成されたコードを以下のように変更してやれば、

df = xl("IrisDataSet2[#すべて]", headers=True)
sns.lmplot(df, x="sepal_length", y="petal_length", hue="species")

下図のように、speciesごとに色分けされた散布図と回帰モデルがプロットされます。

サンプルで作成されるコードとの違い

まず、サンプルとして作成されたコード1行目の、

import seaborn as sns

は、Python in Excelの場合は不要ですから削除しています。

つづいて、DataFrameを代入する変数名を

sample_df = xl("IrisDataSet2[#すべて]", headers=True)

「dample_df」から「df」にして、

df = xl("IrisDataSet2[#すべて]", headers=True)

散布図などをプロットするコードを

sns.regplot(data = sample_df[["sepal_length","petal_length"]], x = "sepal_length", y = "petal_length")

seaborn.regplot関数から、seaborn.lmplot関数に変更して、引数hueを指定しています。

sns.lmplot(df, x="sepal_length", y="petal_length", hue="species")

最終更新日時:2023-10-11 09:53

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