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Pythonオブジェクトのままカードでデータを確認する

動作検証バージョン:Windows 11 Home + 64bit Excel バージョン 2310(ビルド16830.20000クイック実行)ベータチャネル

2023年9月時点でベータ版の「Python in Excel」では、ショートカットキー[Ctrl]+[Shift]+[Alt]+[M]などを使って、出力を「Pythonオブジェクト」と「Excelの値」に変更できます。

最終的に「Excelの値」に変更するとしても、頻繁に「Pythonオブジェクト」と「Excelの値」を切り替えるのは、得策とは思えません。
「Pythonオブジェクト」のままで、実際のデータを簡単に確認する機能も用意されています。

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Pythonオブジェクトのデータを確認するショートカットキー

以下のようなショートカットキーで、Pythonオブジェクトのデータを確認できます。

▼操作方法:Pythonオブジェクトのデータを確認する
データを確認したいPythonモードのセルがアクティブな状態で
ショートカットキー[Ctrl]+[Shift]+[F5]を押す

この機能は、現時点では[カード]と呼ぶようでPythonオブジェクトのセルに表示されるアイコンの上にマウスポインターを移動すると、下図のようなヒントが表示されます。

numpy.ndarrayのデータを確認する

例えば下図のように、

NumPyを使った式

np.array([[1, 2], [3, 4]])

が入力されている、B2セルがアクティブな状態でショートカットキー[Ctrl]+[Shift]+[F5]を押すと、

上図のような表示になります。

pandas.DataFrameのデータを確認する

下図のように、

pandasを使った式

pd.DataFrame([[1, 2], [3, 4]])

が入力されているセルがアクティブな状態で[Ctrl]+[Shift]+[F5]を押すと、

上図のような表示になります。

正式版ではどうなるのでしょうか

この機能、Excelでは見たことのない状態になっています。

[Ctrl]+[Shift]+[F5]を押して表示された、カードには下図のように「ANACONDA」のロゴが表示されています。

正式版になったときに、このあたりがどうなるのか私は気になっています。

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