Home » ワードマクロ・Word VBAの使い方 » セクション » 各セクションの最初の段落文字列を出力するWordマクロ

各セクションの最初の段落文字列を出力するWordマクロ

動作検証バージョン：Windows 11 Home + 64bit Word バージョン 2404（ビルド17521.20000クイック実行）ベータチャネル

Wordで多数のセクションを含む文書を作成していて、どこでセクションが分かれているのかをWord上で確認し辛いと感じています。

その不便を少しでも解消するために、各セクションの最初の段落文字列を取得してイミディエイトウィンドウに出力するWordマクロを作りました。

セクションの最初の段落文字列を取得＆出力するサンプルマクロ

以下のWordマクロを実行すると、セクションのインデックス番号と、各セクションの最初の段落の文字列がイミディエイトウィンドウに出力されます。

Sub 各セクションの最初の段落文字列を出力する()
　Dim sec As Section
　For Each sec In ActiveDocument.Sections
　　Debug.Print _
　　　　sec.Index; _
　　　　sec.Range.Paragraphs(1).Range.Text
　Next
End Sub

サンプルマクロで行っている処理

ActiveDocument.Sectionsで取得できるSectionsコレクションからFor Each～Nextループで順番にSectionオブジェクトを取得して、

Dim sec As Section
For Each sec In ActiveDocument.Sections

セクションのインデックス番号と、最初の段落の文字列を出力しています。

　Debug.Print _
　　　sec.Index; _
　　　sec.Range.Paragraphs(1).Range.Text
Excel VBAユーザーのためのWord VBA入門（1）: Document・Range・Selectionの基本編
伊藤潔人 2021-02-17
Amazon


［スポンサードリンク］

Home » ワードマクロ・Word VBAの使い方 » セクション » 各セクションの最初の段落文字列を出力するWordマクロ

『インストラクターのネタ帳』では、2003年10月から平日のほぼ毎日、Microsoft Officeの使い方などを紹介し続けています。
Excel VBAユーザーを対象とした、Word VBAの基本をキンドル本としてまとめました↓↓ 図形を操作するExcel VBAの基本を解説したキンドル本を出しました↓↓ グラフを操作するExcel VBAの基本を解説したキンドル本です↓↓ 『インストラクターのネタ帳』を運営する伊藤潔人が、初めて書かせていただいた書籍です↓↓ PowerPoint VBA本は、実はオブジェクトブラウザーの使い方を徹底的に解説した本です↓↓ Pythonの外部ライブラリOpenPyXL（オープンパイエクセル）の入門書を、Excel VBAユーザーに向けに書きました↓↓ 数式を使った条件付き書式設定が苦手な方に向けたKindle本を書きました↓↓ Excel VBAユーザーを対象として、Wordの表をVBAで操作する基本をまとめました↓↓ 小数とPythonのdecimalモジュールの基本をキンドル本としてまとめました↓↓ Pythonの文字列フォーマットの基本をキンドル本としてまとめました↓↓ 日経BP社から出版された、Excel VBAユーザー向けのPython超入門書です↓↓ 上記の『Excel VBAユーザーのためのPythonプログラミング』の元になったキンドル本です↓↓
3年前(2021年4月)の
人気記事
1位:Windows 10で手書き入力するIMEパッドを表示するには
2位:IF関数で○○以上××以下という条件を指定する
3位:右から（後から・末尾から）n文字を削除したい
4位:IF関数で空白なら空白にする
5位:COUNTIF関数で「○○以上」「○○以下」の指定
6位:IF関数で空白でない場合・空白でなければの書き方
7位:左から（前から・先頭から）n文字削除する方法



「セクション」の記事一覧

検索


Copyright © インストラクターのネタ帳 All Rights Reserved.

.