Home » パワーポイントマクロ・PowerPoint VBAの使い方 » スライドショー » 現在のスライドからスライドショーを開始するPowerPointマクロ

現在のスライドからスライドショーを開始するPowerPointマクロ

対象:PowerPoint97,PowerPoint2000,PowerPoint2002

PowerPointをある程度使いこなしている方から、
「現在表示されているスライドからスライドショーを開始するショートカットキーは何ですか?」
というご質問をいただくことがあります。

PowerPoint 2003からは、[Shift]+[F5]キーで、現在のスライドからスライドショーを開始することができます

しかしこの[Shift]+[F5]が使えるようになったのはPowerPoint 2003からです。

[スポンサードリンク]

2002までのPowerPointで、2003以降の[Shift]+[F5]と同様のことを行うには、現在のスライドからスライドショーを開始するマクロを作成して、そのマクロをキーボード操作で実行できるようにするしかなさそうです。

▼現在のスライドからスライドショーするマクロ
Sub SlideShowFromCurrent()

 On Error Resume Next

 With ActivePresentation.SlideShowSettings
  .RangeType = ppShowSlideRange
  .StartingSlide = ActiveWindow.Selection.SlideRange.SlideNumber
  .EndingSlide = ActiveWindow.Presentation.Slides.Count
  .Run
 End With

End Sub

PowerPoint 2002のヘルプのStartingSlideプロパティの使用例として、
With ActivePresentation.SlideShowSettings
 .RangeType = ppShowSlideRange
 .StartingSlide = 2
 .EndingSlide = 4
 .Run
End With
というコードが掲載されているのですが、これをちょっとだけ改造したマクロです。

現在表示されているスライド番号を「ActiveWindow.Selection.SlideRange.SlideNumber」で取得して、そのスライドからスライドの総数「ActiveWindow.Presentation.Slides.Count」まで(すなわち、最後のスライドまで)スライドショーするようにしただけです。

ただし、
With ActivePresentation.SlideShowSettings
 .RangeType = ppShowSlideRange
 .StartingSlide = ActiveWindow.Selection.SlideRange.SlideNumber
 .EndingSlide = ActiveWindow.Presentation.Slides.Count
 .Run
End With
だけでは、スライドが選択されていないときにエラーとなってしまうので、エラーを無視するため「On Error Resume Next」を先頭に入れています。

あとは、このマクロをキーボード操作で実行できるようになれば、現在表示されているスライドからスライドショーをキーボード操作で開始することができるわけです。

その方法については、近日中に別途ご紹介します。

[スポンサードリンク]

Home » パワーポイントマクロ・PowerPoint VBAの使い方 » スライドショー » 現在のスライドからスライドショーを開始するPowerPointマクロ

「スライドショー」の記事一覧

検索


Copyright © インストラクターのネタ帳 All Rights Reserved.

.