Word初心者を卒業できるかどうかは、Wordの段落という概念を理解できるかどうかにかかっていると思っています。
インデント、タブとリーダー、スタイルといった機能は、わからなかったとしても、とりあえず文書作成をすることはできますが、これらの機能を利用するためにはWordの段落という考え方を、しっかり理解できていなければなりません。
[Enter]キーを押して挿入されるのが、「改行」だと思ってしまうと段落概念がわからなくなってしまいます。[Enter]キーで入力されるのは、改行記号ではなく段落記号(改「段」記号)で、段落記号で区切られた文章のかたまりが段落です。
▼操作手順:段落内で任意指定の改行を行う
(Word 2000以降の操作)
[メニュー]−[挿入]−[改ページ]をクリック
↓
[改ページ]ダイアログ−[文字列の折り返しの区切り]オプションをOnに
↓
[改ページ]ダイアログ−[OK]ボタンをクリック
上記の操作で行なわれるが「改行」で、[Enter]キーを押して挿入されるのは「改段」です。改行記号は編集記号が表示される状態になっていれば、グレーで下向き矢印「↓」が表示されます。
改行するのにいちいちダイアログを表示させるのは面倒ですから、一般的には以下のキー操作をする方が多いでしょう。
▼操作方法:段落内で改行する
[Shift]キー+[Enter]キーを押す
ここでは「改行」という表現を使っていますが、Wordのヘルプでは「任意指定の行区切り」なんていうなんだかまどろっこしい表現を使っています。なぜ「改行」と表現しないのか...
市販の初心者向けWordテキストで、「[Enter]キーを押すと改行されます」といった記述をしているものが少なくないようですが、これも誤解を生む原因の一つではないかと考えています。「改行」ではなく「改段」と表記する方が、見慣れない表現だったとしても後々の混乱が少なく結局ユーザーに親切なんじゃないかと、私は思っています。
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