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日付を比較する数式

「エクセル 日付 不等式」
という検索が、このサイト・インストラクターのネタ帳で行われていました。

Excelで、不等号記号(比較演算子)を使った日付の比較条件指定を行う数式について調べている方による検索でしょうか。

この検索だけでは詳細が不明ですので、日付を比較する計算式の基本について、ご紹介しておきます。

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指定された日付より前かどうか判定する数式の例

あるセルに日付データが入力されているときに、その日付より前(過去)の日付なら「○」、そうでなければ何も表示しないというのが、実務でありがちなシンプルな例です。
▼操作方法:特定の日付より前の日付データを判別する
※A1セルに入力されている日付が2013年3月14日より前の日付ならA2セルに○を表示する例
A2セルに
  =IF(A1<DATE(2013, 3, 14), "○", "")
という数式を入力する

やってしまいがちなのが、
  =IF(A1<2013/3/14, "○", "")
  =IF(A1<"2013/3/14", "○", "")
といった数式にすることです。

これでは正しく2013年3月14日と判断することはできません。

論理式の中で日付データと認識させる数式はいくつかの方法が考えられますが、日付計算を行う場面で利用することの多いDATE関数を利用するのをおすすめします。

DATE関数は、
  第1引数に年(上記の例では、2013)
  第2引数に月(上記の例では、3)
  第3引数に日(上記の例では、14)
に該当する数字を指定すると、その日付のシリアル値を返す関数です。
DATE関数を利用することで日付の比較が簡単にできるようになります。

TRUE・FALSEだけが必要ならIF関数は不要

結果を「○」などの任意の文字列にするのではなく、TRUE・FALSEという表示でよければIF関数を使う必要はなく
  =A1<DATE(2013, 3, 14)
という数式でOKです。

実際の判定を行っているのは、IF関数の第1引数に指定された論理式「A1<DATE(2013, 3, 14)」で、IF関数はその結果を「〇」などの文字列にしているだけですから。

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