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INDEX関数を使うと、行・列を指定して値を取得できることをご紹介しました。

同じようなことのできる関数が他にもありますので、ご紹介しておきます。

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OFFSET関数です。

▼操作方法:OFFSET関数を使って値を取得する
※B1セルに行数、B2セルに列数を入力して、B10セルを基準に指定された行数・列数に該当する値を、B4セルに取得する例

B4セルに
「=OFFSET(B10,B1,B2)」
という計算式を入力する

▼サンプルファイル(003235.xls 57KByte)ダウンロード

サンプルファイルの「OFFSET関数」シートに上記の例が作成してあります。B1・B2セルの値を変更して料金表から値が取得できることをご確認ください。

「INDEX関数」シートには、INDEX関数を使って値を取得する例が作成してあります。

どちらの方法でも同じ値が取得できることをご確認ください。

本来OFFSET関数では5つの引数を指定できますが、今回ご紹介した例では第1引数から第3引数までを指定しています。

この指定をする場合、OFFSET関数はINDEX関数と同じ使い方ができるわけです。

INDEX関数とOFFSET関数の違いは以下のとおりです。

INDEX関数では
「=INDEX(C11:I18,B1,B2)」の「C11:I11」
のように範囲を指定しますが、
OFFSET関数では
「=OFFSET(B10,B1,B2)」の「B10」
のように基準となるセルを指定するという点です。

ですから、参照する表が固定されているときはINDEX関数でもOFFSET関数でもOKですが、表が固定されていない可変する可能性があるような場合は、OFFSET関数を使う必要があります。

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