終価係数表を作成する−FV関数

対象：Excel97,Excel2000,Excel2002,Excel2003,Excel2007

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この手の係数早見表の中でもっともわかりやすいのは、終価係数表（しゅうかけいすうひょう）でしょう。

一定期間、一定の利率で、ある金額を、複利運用したとき、将来いくらになるかを計算するときに利用する係数表です。

年金終価係数表同じく、FV関数を使って終価係数表も作成できます。

▼操作手順：終価係数表を作成する

C2:L2セルに「1%」から「10%」の数値を入力
　↓
B3:B32セルに「1」から「30」までの数値を入力
　↓
C3セルに
「=FV(C$2,$B3,-1,,$B$1)」
という数式を入力
　↓
C3セルをL3セルまでオートフィル
　↓
C3:L3セルをC32:L32セルまでオートフィル

年金終価係数の作成とほとんど同じで、C3セルに入力する数式が微妙に異なります。

「=FV(C$2,$B3,-1,,$B$1)」が年金終価係数表のときに入力した数式で、
「=FV(C$2,$B3,,-1,$B$1)」が今回の終価係数表で入力している数式です。

今回のケースでは、積立をするわけではないため第5引数の支払期日は使われないので、
「=FV(C$2,$B3,,-1)」
でいいのですが、年金終価係数との比較のためにあえて
「=FV(C$2,$B3,,-1,$B$1)」
としています。

サンプルファイルの「終価係数表」シートに上記の例を作成してありますので、ご確認ください。

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