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対象:Excel2002,Excel2003,Excel2007

2002以降のExcelをお使いの方で、ユーザー定義書式について興味を持った方から
「$-411って何を意味しているんですか?」
「$-411という表示はどういう意味があるのでしょうか?」
というご質問をいただくことがあります。

どこにそんな表示があるのかをご存知ない方は、まずは[セルの書式設定]ダイアログをご確認ください。

例えばExcel 2003なら、[セルの書式設定]ダイアログ−[表示形式]タブの[分類]欄で「日付」を選択後に、[種類]欄で「平成13年3月14日」を選択してください。次に[分類]欄で「ユーザー定義」をクリックすると、[種類]欄に「[$-411]ggge"年"m"月"d"日";@」という表示が行われます。

[$-411]

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この「[$-411]」という表示は何を意味しているのか?というのがご質問の主旨です。
▼[$-411]とは
日本語をあらわすロケールIDの指定を行っている記述

OfficeはXPから多言語対応が行われ、Excelではロケールを指定することで柔軟に書式設定できるようになっています。

「[$-411]」は、その指定を行う書式で、「411」が日本語を表しています。
Excelではロケールを指定するときに、ロケールIDの前に「$-」をつけ「 [ ] 」の中に入れるというルールになっています。

日本語のロケールIDは、
16進表記なら「0x0411」
ですが、「$-411」はその16進表記の下3桁をもってきています。

どの言語がどんなロケールIDなのかは「ロケールID番号(LCID)一覧」をご参照ください。

またロケールIDを使うことで設定できる書式については、「元号の後に西暦を表示できない」というネタをご覧ください。

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