Home » エクセルマクロ・Excel VBAの使い方 » Dialogオブジェクト » 名前を付けて保存ダイアログにアクティブセルの値を表示するマクロ

名前を付けて保存ダイアログにアクティブセルの値を表示するマクロ

対象:Excel2000, Excel2002, Excel2003, Excel2007

「名前を付けて保存をしたときに、アクティブセルの値がファイル名になるようにできないのでしょうか?」
といったご質問をいただくことがあります。

お仕事の内容によっては、大量のExcelファイルを作成するなんていうことがあり、その保存作業時にいちいちファイル名を手入力するのが面倒と感じる方からいただくご質問です。

[スポンサードリンク]
VBA(Visual Basic for Applications)でマクロを作成して、[名前を付けて保存]のショートカットキー:[F12]で、そのマクロを呼ぶようにしてはいかがでしょう。
Sub DispSaveAsDlg_ActiveCellValue()
 Application.Dialogs(xlDialogSaveAs).Show Arg1:=ActiveCell.Value
End Sub

上記のようなマクロで、[ファイル名]にアクティブセルの値がデフォルト表示された状態で、[名前を付けて保存]ダイアログが表示されるようになります。

ポイントは
「Arg1:=ActiveCell.Value」
の部分です。

上記のマクロを作成してから、「Workbook_Open」イベントプロシージャに、下記のように記述すれば、[F12]キーを押したときに先のマクロが実行され、[ファイル名]欄にアクティブセルの値がデフォルト表示された状態で[名前を付けて保存]ダイアログを簡単に表示できるようになります。

▼DispSaveAsDlg_ActiveCellValueマクロをF12キーで実行されるようにするイベントプロシージャ

Private Sub Workbook_Open()
 Application.OnKey "{F12}", "DispSaveAsDlg_ActiveCellValue"
End Sub

このマクロと[F12]キーのセットを頻繁に利用するのならば、Personal.xlsファイルに記述しておくと便利でしょう。

関連語句
How to display the save as dialog box and active cell's value set the file name

[スポンサードリンク]

Home » エクセルマクロ・Excel VBAの使い方 » Dialogオブジェクト » 名前を付けて保存ダイアログにアクティブセルの値を表示するマクロ

「Dialogオブジェクト」の記事一覧

検索


Copyright © インストラクターのネタ帳 All Rights Reserved.

.