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対象:Excel97,Excel2000,Excel2002,Excel2003

Excelのオートフィルタ機能はとても便利な機能です。

しかし大量のデータに対してオートフィルタを利用している方からは、不満・要望の声をいただくこともあります。
「オートフィルタを解除すると完了までに非常に時間がかかるのですが...?」
「フィルタをかけてすべてのレコードを表示させようとするとすごく時間がかかるのは何とかなりませんか?」
といった不満や要望です。

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Excel 2003では、ワークシートのサイズは65536行×256列ですから、1行目をフィールド見出しに利用した場合、65535件のレコードまで扱うことが可能です。

ですが、実際に数万件のレコードに対してオートフィルタを実行して、再度全レコードを表示させようとした場合には、何十秒も待たなければならないこともあります。

そんなためにいただくことになる不満・要望です。

勿論データ量が増えれば様々な処理が重く遅くなるのは仕方ないことですが、オートフィルタで全レコードの表示に時間がかかるケースでは、計算方法を手動にすることで改善することが多いように感じています。
▼操作手順:計算方法を手動に設定変更する
メニュー[ツール]−[オプション]をクリック
 ↓
[オプション]ダイアログ−[計算方法]タブをクリック
 ↓
[計算方法]欄−[手動]オプションをOnに
 ↓
[オプション]ダイアログ−[OK]ボタンをクリック

計算式が複雑でExcelの動作が重くなったときの対処方法として、「計算式が複雑でExcelが重い」というネタで、計算方法を手動にするといいということをご紹介しましたが、同様のことです。

オートフィルタを行うデータベース内に計算式が含まれている場合、計算方法を手動にするだけで劇的に改善することがあります。

また、計算式が含まれていないようなデータベースに対しても改善効果が見られることもあるように感じています。

オートフィルタが遅くなったと感じる方は一度試してみてはいかがでしょう。

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