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アクセスアップの方法−一覧ページのrefererチェック

Webサイト運営

Webサイトのアクセス数を増やす方法はいろいろあるわけですが、もっとも重要なのはコンテンツの充実だと考えています。

その一手段として、サイト内検索機能の検索ログのチェックをご紹介しました。

あるWebサイトに訪れている人が、そのサイトにどんな情報を求めているのかということが、サイト内検索のログをチェックすることで見えてきますから、求められている情報を含んだページを作っていくことでアクセス数を増やせるわけです。ただし、サイト内検索機能のないサイトではこの方法を利用することはできない点がネックです。

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そんなサイト内検索機能のない方へおすすめしたいのが、通常のアクセスログのrefererチェック・検索キーワードチェックです。

サイト運営をしている方なら、当然のようにrefererチェック・検索語句チェックは行ってらっしゃると思いますが、ただ眺めているだけという方も多いと思います。

「へえ〜こんな検索する人がいるんだ〜」
「おっ!やっぱりこのキーワードで検索する人多いんだぁ」
といったレベルで。

そういった目で見る気持ちはわかりますが、より重要なのは、
『必要とされているのに存在していない情報を示すキーワード』
を見つけることだと思います。

サイト内検索ログにはこういったキーワードが溜まっているわけですが、アクセスログのrefererからこういったキーワードを見つけることは可能です。

ある特定のページに辿り着いた人の使ったキーワードを調査することです。
具体的には何らかの一覧になっているようなページです。

原稿用紙を使いたい−原稿用紙ウィザード
というページは一覧にはなっていない通常のページです。
このページが検索されたときに使われたキーワードは、基本的に既にこのページに存在していて、管理者である私は意図してその語句を記述しています。

これは
『必要とされているのに存在していない情報を示すキーワード』
という観点からは役にたちません。
既に存在している情報を示すキーワードでしかありませんから。

これが一覧になっているページだと事情が変わってきます。

「インストラクターのネタ帳」で顕著なのが、
サイトマップ
です。

このページには、「インストラクターのネタ帳」内のほとんど全てのページのタイトルが記述されています。すると、個々のページタイトル自体は勿論私が意識してつけたタイトルですが、キーワードの組み合わせで見ると私の意図していないもが、大量に含まれているのです。

例えば4月5日の「サイトマップ」のrefererをチェックしてみたら、
「オートフィルタ ア行 抽出」
というキーワードで何度か検索されていることに気がつきました。

「オートフィルタ」「ア行」「抽出」という3つの語句の組み合わせをもつタイトルのページは、「インストラクターのネタ帳」内に存在していませんが、「サイトマップ」の中にはこの3つの語句は確かに存在しています。私は全く意図していないにも関わらず。

きっと、
「Excelのオートフィルタ機能でア行のデータを抽出するには」
といったことを調べたかったのでしょう。

インストラクションの現場でも、確かにそういったご質問をいただくことはあります。
けれど「インストラクターのネタ帳」内にはまだそういったネタは存在していません、残念ながら。

ですが、今後このネタを公開すれば、大ヒットにはならなくても確実に一定のアクセスは見込めるでしょう。ロングテールの法則によれば、こういった地道なアクセス数が重要なのですから。

「インストラクターのネタ帳」の場合、「サイトマップ」がもっとも想定外のキーワードを見つけることができますが、「Excel ショートカットキー一覧」「Access マクロのアクション一覧」といったその他の一覧になったページでも、同様に必要とされているキーワードの組み合わせを見つけることが可能です。


ただなんとなくアクセスログを眺めていたというWebサイト管理者の方は、一度一覧系ページのキーワードに注目してみてはいかがでしょうか。

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