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書式設定ツールバーの均等割り付けボタンの仕様

対象:Word97,Word2000,Word2002,Word2003

文字列を均等に配置する均等割り付けという機能があります。

Wordの均等割り付けには、

  • 文字列を指定した幅で均等に配置
  • 文字列を行内いっぱいに均等に配置
という2つがあります。

▼サンプルファイル(001191.doc 26KByte)ダウンロード

サンプルファイルの1行目が、文字列を指定した幅で均等に配置した均等割り付けで、2行目が文字列を行内いっぱいに均等に配置した均等割り付けです。

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[書式設定]ツールバー−[均等割り付け]ボタンを使うと、この2種類の均等割り付けいずれも設定することができて、均等割り付けの仕様を理解している方にとっては便利なのですが、よくわかっていない方にとっては、こういう便利な機能はかえって混乱のもとになります。

▼操作方法:文字列を行内いっぱいに均等に配置する均等割り付けを行う
均等割り付けを行う行内にカーソルを置くか
段落記号を含んで文字列を選択
 ↓
[書式設定]ダイアログ−[均等割り付け]ボタンをクリック
 ↓
[文字の均等割り付け]ダイアログ
 −[新しい文字列の幅]欄で数値を指定後
  [OK]ボタンをクリック
均等割り付けを行う行内にカーソルを置くというのは下図のような状態です。

均等割り付けボタンの仕様

図では「サ」と「ン」の間にカーソルを置いていますが、これはどこでもOKです。「サ」の前でも「字」の後でも。

段落記号を含んで文字列を選択したのが下図のような状態です。

均等割り付けボタンの仕様

これに対して指定した幅で均等割り付けするには以下のような操作を行います。

▼操作方法:文字列を指定した幅で均等に配置する均等割り付けを行う
段落記号を選択しないように均等割り付けを行う文字列だけを選択
 ↓
[書式設定]ダイアログ−[均等割り付け]ボタンをクリック
下図が、段落記号を選択しないように均等割り付けを行う文字列だけを選択した状態です。

均等割り付けボタンの仕様

先の段落記号を含んで文字列を選択した状態ととても似ていますが、段落記号が選択されているか否かで同じ[書式設定]ダイアログ−[均等割り付け]ボタンの動作が異なってくるのです。

[書式設定]ダイアログ−[均等割り付け]ボタンで思うように均等割り付けができなかったという方は選択状態をしっかり確認しながら操作をしてみてください。

段落記号の選択/非選択が上手くでいないという方は、[オプション]ダイアログ−[編集と日本語入力]タブ−[段落の選択範囲を自動的に調整する]チェックボックスによる設定変更や、[Shift]キーと方向キーを使ったキーボード操作についてのネタも合わせてご参照ください。

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